お口の健康管理

予防を重要視した定期管理型の歯科医院とは?

当院は予防定期管理を行う歯科医院です。一般の歯科医院と診療の流れ、方法が異なることがあります。みなさまからよくいただく質問をまとめました。ご参考にしてください。

Q. 普通の歯医者さんと何が違うの?

A予防を重要視した定期管理型の歯科医院は普通の歯医者さんとなにが違うの?という質問をよく伺います。
定期管理型の歯科医院とは、そもそも虫歯や歯周病にならないようなお口の状態を提供する、また悪くなってしまったところはこれ以上悪くならないようにお口の状態を維持していく歯科医院です。
定期管理を行うことで歯が悪くなることを防ぎ、結果的に治療の回数を減少させ、治療費を抑えることができます。

Q. 具体的にどう違うの?

A普通の歯科医院の場合、行ったその日から虫歯の治療をはじめる場合がほとんどだと思います。
当院では痛みが強い急患の場合を除き、いきなりその場しのぎの治療をはじめることはありません。一人一人のお口の状態は全く異なります。検査の結果をもとに、はじめてその人にあわせた予防計画、治療計画を立てることができます。
当院では、初回に来られた時からのお口の状態や検査の結果をすべて記録し整理しております。 またその記録は必ずみなさまにお渡ししています。記録を取ることでお口の変化がわかり、また整理した記録が見られることで過去に何をしたのか、前回と比較しどうなっているのかをみなさまにわかりやすく説明でき情報を共有することができます。

Q. どうしてすぐに治療しないの?

Aお口の中には様々な菌が繁殖しています。それが食事の食べ残しや歯ブラシの磨き残しで増加し菌の塊を作ります。これはバイオフィルムと言って、こすってもなかなか落ちない台所の三角コーナーのぬめりと全く同じ性質のものです。このぬめりが虫歯、歯周病の原因の一つです。原因を取り除かないうちに治療をはじめるとどうなるでしょうか?
それは小石や泥でぬかるんだ土地をきれいに整備しないまま高層マンションを建てることと同じです。
後々悪くなるとわかりきっている状態での治療はできません。一人一人のお口の状態を検査することによって、必要な対策を立てることができます。 そして、その対策を立てることで原因を取り除くことができます。 そのため、いきなり治療をはじめることはほとんどいたしません。

Q. 検査をすることはどんな意味があるの?

A虫歯や歯周病になる原因は人それぞれです。原因が一つの場合もあれば、複数の場合もあります。検査をすることによって自分に何が足りなくてどこを改善すればよいかがわかります。
検査の情報がないまま治療することは、はじめての海外旅行にガイドブックなしで出かけることと同じです。どこのホテルに泊まるのか、レストランは何時までなのか?すべて自分の勘で行動しなければなりません。医療は勘で行うものではありません。検査の結果から各個人に合わせたクリーニングなどの予防計画と虫歯などの治療計画を歯科医師と歯科衛生士が立てるようにいたします。
検査を行わずただフッ素塗ることは予防治療ではありません。検査の結果をもとに的確な治療を行うことが可能です。

Q. 痛いところは治療してくれないの?

Aもちろん急患の患者様にも対応させていただいておりますが、痛くなった原因は必ずあります。 お口の状態は人それぞれです。菌の数が多いのか、食生活が問題なのか、磨けていないところがあるのか、歯ブラシの種類があっていないのか、噛み合わせに問題はないか…。
当院では痛みがある所だけの治療、その場しのぎの治療はお受けすることは出来ません。

Q. 親子の定期管理

A虫歯も歯周病も、菌が感染しておこる感染症です。お子さまが虫歯菌に感染する時期は、ほぼ幼児期です。そしてその時期に主に家族から感染します。
また歯周病菌の感染については大人になってからも感染します。主にパートナーや夫婦間からの感染が原因です。
そのため、予防定期管理をお子さまとお母さんを含めた家族で行うことで、虫歯になるリスクが確実に減少します。お子さまだけがキレイになったとしてもお母さんお父さんから再び感染させては意味がありません。
親子また家族で予防定期管理を行うことで、虫歯・歯周病にかかるリスクを減少させることができます。 私たちは、家族全員がいつまでも健康な日々が過ごせるように、お口の中の管理をサポートします。

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